鹿児島市で、鹿児島大学の男子学生が飲酒運転の車にひかれて死亡した事件から2024年2月9日で3年です。遺族は「事件の真実を知りたい」と、飲酒運転の男を相手に民事裁判を起こしています。

(大喜さんの父親)「長いような早かったような何とも言えない3年間だった」

亡くなった宮崎大喜さんの父親です。
3年経った今も息子が亡くなった現実を受け入れられずにいます。

(大喜さんの父親)「楽しかった思い出とか思い出して、思い出すと事故のことがついてくる、悲しくなって気持ちが沈んで苦しくなる」

■一浪して念願の獣医学部に合格 馬の世話で早朝に学校へ…飲酒運転の車にはねられる

福岡出身で鹿児島大学・共同獣医学部の1年生だった宮崎大喜さんは、3年前の2月9日早朝、下宿前の交差点を自転車で渡っていたところ、信号を無視して時速93キロで走ってきた車にはねられました。