能登半島地震で現在も断水が続いている能登町にやってきたのは“別府温泉”。被災地の人たちは、お風呂でくつろぎリフレッシュしたようです。
国内有数の温泉地、大分県別府市から運ばれた移動式温泉施設「幻想の湯」
空気で膨らませることができ、男女の更衣室も完備しています。
JNN取材団・坂本悠眞 記者「テントの中はご覧のように温泉が広がっています」

幻想の湯は、今月4日に別府市でくみ上げた温泉、約10トンとともにフェリーなどで運ばれました。湯舟には、一度に最大8人が入浴でき1日に250人ほどの利用を見込んでいるということです。別府市支援チームの牧宏爾さんは「ゆっくりは入れないかもしれませんが、少しでも温まって、また次の活力になってほしいなと思っています」と話していました。
入浴した人は…
Q.お風呂はいつぶり?「2週間ぶり。あったかいね」
「熱い風呂好きやし、汗かいたらすっきりした。」
「最高の温泉に入らせていただき本当にありがとうございました。感謝感激です。」
移動式温泉施設「幻想の湯」は今月20日までは能登町で、その後、珠洲市でも2週間設けられる予定で、8日からは七尾市の和倉温泉のお湯が使われるということです。