張本美和【平野選手からお祝いのメッセージ】で決定知る

Q.
張本選手は発表をどのように知ったか

張本:
はい今日は午前中は学校に登校して、1時半位よりは前に帰ってきて、1時半過ぎに結果を知ったというか、帰ってきたら少しバタバタしていて、スマートフォンを見ていなくて、それで時間が過ぎてしまって、なんか【平野選手からお祝いのメッセージをいただいたとき】に自分は気づいて、5分ぐらいなんていうんですかね…何も感じられない、何も考えられないときがあったんですけど、すごい嬉しい気持ちもありましたし、それと一緒にもっともっと自分も頑張らないといけないなっていうのは、そのときに感じました。オリンピックは自分にとって本当に夢の舞台ですし、本当に自分の夢そのものなので、まずは選んでいけたら選んでいただけたことには本当に感謝していますし、…結構今まだ実感が湧いてないのであんまり想像はできないんですけど、…すごい楽しみな気持ちも今はあります。

張本美和【平野選手からお祝いのメッセージ】で決定知る

Q.
張本選手はパリ五輪へ向け、どんなプレーを見せたい?

張本:
自分はまだまだ成長の伸びしろがあるというふうにしか考えていないですし、まだまだ、そうですね誰と戦っても絶対に勝てるっていうものを持っているとは思っていない。次の試合は世界卓球で早速、始動するので、またそこから経験をたくさん積んで、そしてもっともっと自分を成長させるために試合や練習をもっともっと頑張ればパリオリンピックでも、今どんな状況どんな場面になったとしても、自分自身をしっかり乗り越えていくことができると思うので、たくさん試合をして課題を見つけて克服できたらいいなと思います。

Q.
平野選手は張本選手の成長をどう感じているのか

平野:
そうですね私は、2022年から木下グループ所属になって、そして練習も同じ体育館で毎日していたんですけど、最初、まだ入ったときは、まだもっともっと、本当、中学1年生とかだったので、全然まだ小学生ではないんですけど、それぐらいなんかまだ幼い印象だったんです。だけど、本当に今は、本当に2年間かなっていうぐらいの成長のスピードで、本当に特に今年1年はもう15歳とは思えないようなプレイだったり、私も試合もしましたし、その時は本当に改めて15歳と思えない技術力だったり、戦術だったと思うの。成長とスピードと大人顔負けの卓球に本当、毎日驚かされていました。

Q.張本選手は中国選手との対戦へ向けては

張本:
はい。まずは先輩方がずっとこの世界のトップで戦っていく姿を自分はずっと見ていたので、それが自分を背負う形になるっていうのは本当に本当に責任感を持って戦わなければいけないですし、簡単な気持ちではできないことだと思う。トップの選手たちのプレーを見て自分に足りないものはどこかっていうのをまた見つめ直すことも大切ですし、細かいことは少し言いづらいので言えないんですが、自分にもいいところはもちろんありますし足りないところもまだまだたくさんあるので、そこをしっかり自分の分析をして、改善していければと思う。きっといろんな世界の選手にも通用するものがあると思うので、しっかり自分を見つめ直して頑張りたいです。


Q.
ダブルスを組む可能性については

平野:
はい張本選手とは何回か見させてもらって、全日本選手権で組ませてもらったのですけど、まだ選考レースの途中であまり何回かしか、練習できずに試合っていう形もあった。もちろん試合をして、足りなかった部分や言い分も見つかったんですけど、まだまだダブルスとしては試合だったり練習っていうのが必要だなっていうふうに思ってます。特にオリンピックっていう舞台はもっともっと普段の試合よりも大事で緊張する場面だったり、重要な大会なので、もっとそこでももっといいプレーができるようにっていうふうに練習をすることをシェアすることっていうのがとても大事っていうのを特に東京オリンピックの石川選手とのダブルスでも感じた。私達がダブルス組むっていう可能性もあると思っているので、もっともっとこれから積極的に大会に参加したり、練習は毎日同じ練習場の場なので毎日することも不可能ではないと思うので、できるだけ毎日練習してダブルスの強化をたくさんしていきたいなというふうに思っています。

張本:
自分何回か組ませていただいて、もちろん良いところ悪いところを改善しなければいけないところもたくさん見つかりましたし、自分と平野先生やっぱり右右のペアであるので、左右のペアの選手たちとこういう少し難しい部分っていうのはもちろんあるんですけど、逆にそこを自分たちの長所をもっともっと引き出して、もし相手に弱点を突かれたときとかは、そういうのをしっかり想定してたくさんたくさん練習をしていけば…平野選手となら、もっともっと強いペアにも勝てると思うので、自分もすごい練習が必要だなっていうのは感じました。

Q.
平野選手が五輪経験者という事でメンバー内で意識する事は

平野:
今回は採用選考が始まったときは、まさか自分だけオリンピック経験者になるとは思わなかったんですけどでも本当に、張本選手は早田選手もすごく強くて、オリンピック経験は私だけなんですけど、でも本当にしっかりされてると思う。私ももう、私がみんなからどれだけしっかり聞けるかだと思っているので、あとは前回は石川選手だったり、伊藤選手に頼っていた部分もあった。今回は早田選手と同い年なんですけど、そんな選手もいないので、自分ができるだけしっかりして、張本選手、もちろんしっかりしてるんですけど少しでもご不安なことがあったら、自分に頼ってもらえるように自分がしっかりしないといけないなっていうふうに思ってます。

張本:
そうですね本当に緊張や不安もある中で、けっこう、質問しようと思えば何でも聞いちゃいそうなぐらいわからないことだらけなんですけど、まずは自分で足を踏み入れて感じて…
わからないところがあったり、今、もっとこうした方がいいんじゃないかっていうのは、
経験者である平野選手に頼らせていただいて、自分をもっともっとオリンピックの選手として堂々とできるようにしたいです。