日本卓球協会が5日、今夏のパリ五輪日本代表候補予定選手を発表。女子シングルス代表候補には、早田ひな（23・日本生命）と平野美宇（23・木下グループ）。女子団体戦代表候補には、張本美和(15・木下グループ）※選考ポイントランキング4位※が選ばれた。選考ポイントランキング3位の伊藤美誠は3大会連続出場を逃した。

5日、卓球女子日本代表候補予定選手に選出された平野美宇（23）と張本美和（15）が会見

当日の発表を受け、木下グループ所属の平野美宇選手、張本美和選手が会見でその心境を語った。

張本美和「すごい信じられない気持ちでいっぱいです」

平野美宇:
こんなにたくさんの方に集まっていただき本当に嬉しい気持ちでいっぱいです今日改めて、オリンピックの代表が発表されて、私は1週間ちょっと前に、二つ目は決まっていたので、少し本当に決まったんだなっていう気持ちと、ほっとした気持ちが両方なんですけど、もちろん、ここからが本番だっていうふうに思っているので、オリンピック本番で金メダルを目指して頑張りたいです。そして同じ木下グループ所属の張本選手が一緒に行けるということで、今日発表されて私もニュースを見て知ったんですけど、一緒に行けるっていうことが本当に嬉しいですし、若いですけど、本当に楽しい選手だなっていうふうに思うので、パリオリンピックで一緒に戦って、金メダルを目指して頑張りたいなっていうふうに思ってます。

張本美和:
本日はお忙しい中お集まりいただき、ありがとうございます。自分は今、すごい信じられない気持ちでいっぱいです。本日はよろしくお願いいたします。

Q.
選考レースを踏まえて、代表候補選手決定については？

平野:
本当に選考レース、2年間という期間で、本当に長かったんですけど…そこへは苦しいこともあったんですけど最後まで諦めずにそれを乗り越えて、2枠という最大の目標であったシングルスの二つを獲得できたことはすごく成長できたっていうふうに嬉しく思いますし、あとは本番で結果を残すことだと思うので…この半年でどれだけ成長できるかっていう気持ちを毎日持ちながら頑張っていきたいなっていうふうに思っています。

張本:
私自身は選考会が始まった当初は全く…選んでいただけるとは思っていなかったですし、ここまでこれるのも自分でも本当にびっくりしていて、最初は本当に10位とか本当に下の順位から始まって、それが最後は今、4位まで上がることができて自分自身本当に成長できたっていうふうに実感しています。選んで頂いたからこそにはしっかり責任感を持って頑張りたいと思っているので、これから毎日1日1日を大切に過ごしていきたいなっていうのはあります。