相次ぐクマ被害を受けて、秋田県警に新たに編成されたチームの出動式がきょう行われ、警察官によるライフルを使ったクマ駆除の運用が始まりました。

秋田県警の熊駆除対応プロジェクトチームは、国家公安委員会規則の改正に伴い、きょうから警察官によるライフル銃を使ったクマの駆除が可能となったことから、新たに編成されたものです。

「クマ対策のため出動します」

警察本部できょう行われた出動式ではチームの代表が出動を宣言し、秋田県警の小林稔本部長が「県民の安全安心は自分たちが守り抜くという強い信念を持ってほしい」と訓示しました。

チームは、市街地にクマが出没した際に緊急銃猟の支援を行うほか、緊急銃猟の実施が不透明な場合などにも出動し、現場で対応に当たります。

同様のチームは岩手県警にも編成されています。