“公式キャラに対するネット民の二次創作”がポジティブツイートに影響

一方でポジティブなツイートの単語はというと…。
(JX通信社 データアナリスト・衛藤健さん)
「『キャラクター』『キャラクターデザイン』であったり、それが『決定』しましたということ、『親しみ』が持てるとか、そういうところが多く出ていますね」

今年3月に発表された万博の公式キャラクター。これに関連して万博に前向きなつぶやきが多数投稿されたのです。

そうしたポジティブなツイートをしている人のプロフィールを分析すると、「ゲーム」や「アニメ」「推す」といった単語が多く入っていて、いわゆる「ネット民」が公式キャラに反応したようです。

公式キャラの発表後、「ネット民」は勝手に『いのちの輝きくん』と名づけ、イラストや漫画などの二次創作をツイッター上に投稿。これらが拡散されて万博の認知度や好感度を爆発的に上昇させたと、JX通信社のデータ分析のプロは見ています。
(JX通信社 マーケティングマネージャー・松本健太郎さん)
「そもそも万博をすることを知らない人がいたりとか、万博をすることに対して何の興味もない人が興味を持つキッカケとしてイラストがあって、それを見て『面白い!』となると一気にポジティブの輪が広がるんですよね。声が届いていない人に届き始めることで、一気に雰囲気が2022年になって変わってきている印象がありますね」














