東京23区では、このあと警報級の大雪となるおそれがあり、すでに高速道路の広い範囲で予防的に通行止めが行われるなど影響が広がっています。JR新宿駅前から中継です。

私はきょう午後2時すぎから、こちらで取材を進めていますが、断続的に雪が降っている状況になっています。ただ、路面の方を見ていただきますと、水たまりがある影響か、雪が積もっているという状況には、まだなっていません。

雪による鉄道の影響です。

JR東日本は、新宿駅や東京駅から山梨や長野に向かう特急「かいじ」や「あずさ」について、夕方以降、運休を決めています。

首都圏を走る在来線についても、遅れや運休などが発生する可能性もあり、JR東日本は「最新の運転状況を確認のうえ、時間に余裕をもって利用してほしい」と呼びかけています。

また、高速道路では正午以降、車の立往生などを防ぐため、予防的に通行止めを行っています。

NEXCO中日本などによりますと、▼東名高速の東京インターチェンジと静岡県の清水ジャンクションの間、▼中央自動車道の東京・高井戸インターチェンジと岐阜県の中津川インターチェンジの間、▼関越自動車道の東京・練馬インターチェンジと埼玉県の本庄児玉インターチェンジの間などの広い範囲が、すでに通行止めとなっています。

首都高速でも、中央環状線や渋谷線の一部などで通行止めとなっています。

続いて空の便です。

きょう午後、羽田空港を発着する便に影響が出ていて、日本航空では55便、全日空では34便のあわせて89便の欠航が決まっています。