関東甲信地方では、きょう昼すぎからあすにかけて大雪となる可能性があり、東京23区でも場合によっては警報級の大雪の恐れがあります。ピークは夕方からで、気象庁は「できる限り早い時間帯に移動をしてほしい」と呼びかけています.

気象庁によりますと、関東甲信地方では、きょう昼すぎから雪や雨が降り始め、夕方から夜遅くにかけて雪のピークとなります。

あす午後0時までの24時間に降る雪の量の予想は、いずれも多いところで甲信と関東北部の山地で40センチ、箱根から多摩、秩父地方にかけてで30センチ、関東北部の平地で25センチ、関東南部の平地で10センチとなっています。

また、東京23区でも8センチの雪が降る見込みで、想定より寒気が強かった場合、警報級の大雪となる可能性があります。

空の便にも影響が出ています。きょう午後に羽田空港を発着する便について、全日空が30便、日本航空が46便、それぞれ欠航を決めています。

また、高速道路も正午ごろから東名の海老名南JCT~新秦野IC間などで通行止めが行われる見通しです。

あす朝には雪のピークがおおむね過ぎているということですが、気象庁は「気温が低くなるため、あす朝の通勤通学時間帯は積雪や路面凍結による交通障害に注意してください」と呼びかけています。