能登半島地震からまもなく1か月。日常を取り戻す動きも少しずつ始まっています。輪島市では一部の小学校が再開され、石川県内では31日、初めての仮設住宅が完成します。

道路寸断で一時“孤立避難所”の今 多くの住民は二次避難所へ

輪島市では、避難所となり休校していた町野小学校が30日から再開。全校児童44人のうち、約10人が登校しました。

――学校に来て、友達と会って、どんなふうに思いましたか?

小学校4年生
「嬉しいなと思いました」

町野小学校 小向敦子 校長
「子どもたちの学びの場と集いの場は、早く再開したいなっていう思い。心を癒す場所であってほしい」

3週間前の9日には、急な斜面の中、物資を運ぶ自衛隊や地元住民たちの姿が。同じ輪島市内の鵠巣地区は、道路に土砂が流れ込み寸断、一時孤立状態となりました。当時、鵠巣小学校では約100人が避難生活を送っていました。

29日、その避難所を訪ねてみると、現在、孤立状態は解消。多くの住民は二次避難所に移り、今は約40人の住民がこの避難所に身を寄せています。

避難所運営をサポート 尾花山哲夫さん(73)
「ペットとやっぱり介護が必要な人。二次避難とか。避難所来ればいいんじゃないかって誘っても、『いや、みんなの迷惑になるから』と行かない」

能登半島地震からまもなく1か月。心配していることがあるといいます。

避難所運営をサポート 尾花山さん
「比較的、ここも閑散となった。高齢の方が多いので、その後また(輪島市に)戻って来られるか。だから、ここから集団避難というか、いっぺんに二次避難に行ったときに、見送りするときに、『また必ず帰ってこいよ』と。そうしないとやっぱり寂しい」

現在、輪島市から約70キロ離れた羽咋市の親族の家に身を寄せている夫婦。この日は仕事で輪島市に戻ってきましたが、2月からは二次避難所に移る予定です。

2月から二次避難所へ移る夫婦
「輪島に来たいな」
「水なくても来たい。ほっとする、ここに来ると」

――二次避難先だと環境は整ってるけれど…

「気を遣うね」
「(二次避難先の)ホテルでちょっと休養して、多分、早々にこっち来るかなとは思ってます」