地域の農林水産物などのブランドを守る国の保護制度に「青森の黒にんにく」が登録されました。青森県内での登録産品の7例目となります。

農林水産省は29日、地域ならではの農水産物などを知的財産として守るGI=「地理的表示保護制度」に、青森県黒にんにく協会の「青森の黒にんにく」を登録したと発表しました。

県産ニンニクを熟成させた「青森の黒にんにく」は、ドライフルーツのような食感に甘酸っぱさが特徴で、免疫などに関わる機能性成分を多く含みます。

「にんにく」の需要が減少する中で、協会が行ってきたプロモーション活動などで25か国への輸出を果たし、「黒にんにく」が新産業として成長したことが認められました。

県内のGI登録産品は、2015年に国内第1号となった「青森カシス」から7つになりました。