宮崎県延岡市特産の極早生玉ネギ「空飛ぶ新玉ネギ」の今シーズンの出荷が始まり、初競りが行われました。

JA延岡管内で生産されている「空飛ぶ新玉ネギ」。
水分が多く辛みが少ないのが特徴で、サラダなど生食用として人気があります。

29日、延岡市の卸売市場では、市内の6戸の農家が生産した「空飛ぶ新玉ネギ」およそ500キロが競りにかけられました。

29日の最高値は、3Lサイズで1玉300円と平年並みとなりました。

今年の玉ネギは、台風の影響もなく天候に恵まれたことから順調に生育し、いい出来だということです。

(JA延岡玉ネギ部会 三雲治男会長)
「サラダとか生で食べると、ほかの玉ネギとの比較が本当に分かると思います。自信を持って勧められる玉ネギです」

「空飛ぶ新玉ネギ」の出荷は3月中旬まで続き、例年並みのおよそ20トンを見込んでいるということです。