自民党・安倍派の塩谷座長は地元・浜松市で会見し、派閥の裏金事件について「誰かが責任を取って幕引きする方が問題だ」と話し、自身も離党や議員辞職をしない考えを示しました。

安倍派 塩谷立 座長
「(収支報告書への不記載が)20数年間、慣行的に行われてきたことは事実でありまして、大変申し訳なく思っている」

裏金事件をめぐり、塩谷氏はこう述べたものの、「いつ誰が主導して始まったかは明確ではない」と話した上で、「誰かが責任を取って幕引きする方が問題だ」との考えを示しました。

また塩谷氏は過去5年間で234万円のキックバックを受け取り、政治資金収支報告書に記載されていなかったと明らかにしていますが、自身の議員辞職や離党は否定し、次期衆院選への立候補に意欲を示しています。