福森さん
「正直1月1日から1週間くらいは、野球に対する気持ちというか、避難所で生活するのが精一杯な状況で・・・」

福森さんの祖母
「(福森さんは)『行きたくない』と言っていた。『おばあちゃんやみんな心配やから嫌』と言っていた」

避難所では掃除や炊き出しなどボランティア活動を行っていました。

そんな高校球児のひたむきさに住民も勇気づけられ、避難所から感謝状が贈られました。

祖母は「被災地の希望の光になれ」と福森さんの背中を押し、野球部が練習する山梨に送り出したと言います。

福森さん
「自分以上に苦しんでいる方々がいるので、その人たちに少しでも勇気を与えられるように、自分は野球をしたいと思って決めました」

3日遅れでチームに合流した福森さん。
「被災地の希望の光」となるよう甲子園に出場します。

記者
「祖母に何と報告したいですか?」

福森さん
「センバツ決まったよって報告したいです」

一方、七尾市の避難所。
決定の瞬間、祖母は涙を流していました。

福森さんの祖母
「ばあちゃんいつか必ず甲子園に連れて行ってやるよと言ってくれていたので・・・夢が叶いました」

27日からボランティア受け入れへ 自治体によって対応に違いも

被災地では今も「1次避難所」に9779人が避難しています。

復興が急務となっていますが、27日から七尾市、穴水町、志賀町で、ボランティアの受け入れが始まります。

一方で、建物の被害が大きかった輪島市や珠洲市では、まだ住民のニーズを把握しきれていないなどの理由でボランティアを受け入れるめどが立っていません。

自治体によって対応にばらつきがでています。