厳しい寒さが続く能登半島地震の被災地は25日目を迎えました。避難している人たちの一時的な帰宅を支援するため、バスの運行がきょうから再開されました。
けさ、JR金沢駅を出発したのは避難している人たちの一時的な帰宅を支援するためのバスです。能登半島地震の影響で北陸鉄道は輪島市・珠洲市・能登町を結ぶ路線バスを運休していましたが、きょうから再開。1か月間は無料で運行します。
自宅に戻る女性
「震災で車が津波に流されて、いま、金沢にいるんですけど、バスが出るので久しぶりに荷物を取りに戻ろうと思っている。車がないのですごくありがたい」
そして、輪島市行きの第一便は正午前に到着しました。
金沢に避難
「年末に実家へ帰ってからそれ以来。アパートの中身がどうなっているかを調べて、ちょっとだけ整理してまた戻る。見慣れた風景がずたずたになっているのが悲しい。先が見えないです、分からないです」
再開したバスは被災地に残っている人たちにとって、欠かせない交通手段でした。
「待ってました。いま、交通手段全くない。金沢駅まで。日用品を購入して、友人と会う約束もある」
「日を追うごとに物件が減っていってしまっている」
こうした中、金沢市の不動産業者には被災者からの入居相談などが相次いでいます。
輪島市から家族4人で避難
「自宅はきれいだが、電気と水がまったく来ていなくて。仕事がないとなると(金沢に)出てきて働くしかない」
被災者は住宅の被害状況を証明する「り災証明書」で「全壊」などと判断されれば、「賃貸型応急住宅=みなし仮設住宅」としての契約が可能だということです。
「7センチですね」
その「り災証明書」、発行するために必要な「住宅被害認定」の調査が輪島市で本格化しています。
きょうから、およそ100人態勢で「全壊」など6段階に分けて判定する調査を行います。
北九州市まちづくり整備課 田中伸之 主査
「建物の傾きが内閣府の基準に基づいて6センチ以上あれば全壊となる。少しでも早く、り災証明書が出せるように1軒でも多くの建物を調査していきたい」
輪島市では市内全域のあわせて3万棟をおよそ2か月かけて調査するということです。
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