82歳になった今も現役の洋菓子職人

ブリアン 千葉秀男さん(82):【2023年8月取材】
「ここでカメラ向けられるとね、オレ手が震えてダメだ(笑)」

東日本大震災の発生から間もなく13年。千葉さん、80歳を超えても技は衰えません。

千葉秀男さん(82):【2023年8月取材】
「焼き菓子だけでも70~80種類、ケーキも冷凍のお菓子も100は軽く超えてる。大手と違ってさ、手作りの良さを出さないと」

創業当初からの看板商品があります。特注のアーモンドを使った「けせんぬまちゃん」です。

千葉秀男さん(82):【2023年8月取材】
「本当の名前はチュイールっていうのさ。屋根の瓦の意味。気仙沼でやるから、けせんぬまちゃん」

けせんぬまちゃんを購入した客:【2023年8月取材】
「お盆のお客さん用に買いました」

この日は、お盆の集まりや帰省する家族のためにお菓子やパンを買い求める人が次々訪れていました。

購入した客:【2023年8月取材】
「東京に行った妹が帰省するので大好きなパンを買ってお迎えしようと。揚げ生モンブランパン」

千葉さんをそばで支え続けてきた人がいます。