青森・イタリア・たどり着いた場所

池田
「ちょうど20歳半ばくらいになった時に、いろいろな人との出会いがあって、正社員にしがみつく必要性みたいなのに疑問を感じ始めて、何かそれよりも自分でやりたいことにチャレンジして楽しく生きている人たちも結構いっぱいいたりして。(海外に)行きたいのに行けないままずっと抱えて後悔するよりは、今のうちに行こうと思って決心した感じですね」

2021年cocciaをオープン。実はその7年前、イタリアにいた時代、青森でお店を開く構想を練っていた。

池田
「青森で何か自分ができることはないかなっていうような計画を、地元にいる父に確か国際郵便か何かで送ったんですよね。私こういうのやりたいみたいな」

イタリアで出会った革職人の旦那様と話し合い、たどり着いたのが東京の谷中だった。

青森への感動が止まらない

お客さんが青森県出身で嬉しくなることも…。

弘前市出身のお客さん「こぎん刺しがかわいいな」

池田「こぎん刺しとかやります?」

お客さん「小学校でやりました。家庭科で」

池田「そうなんですね~やっぱり」

離れて改めて気づいたふるさとの魅力。
ここは自分の気持ちが詰まった場所。

池田
「本当に素晴らしいモノ作りしてる青森在住の方たちがいっぱいいて感動してますね。恩返ししたいみたいなところがあるので、雇用を生むとか活性化とか、それに繋がる活動みたいなことを、タイミングが来たらいつかしていきたいなと思っています」

池田の挑戦は続く。