『匿名措置は厳格に考えるべき』という声も

 一方で「公開が原則」の法廷で被害者の匿名が認められたことに疑問を呈する声もあがっている。ジャーナリストの江川紹子氏らは京都地裁に対して、安易に匿名措置としないことなどを求めて要望書を提出した。

 (司法情報公開研究会 江川紹子代表)「もちろん遺族の気持ちはとても大事にされなければいけないと思います。ただ被害者の方たちもそれぞれ人格を持って社会の中で仕事をされていた。この事件の被害者になったことがその方の名誉を損なうものでは全くありません。秘匿決定は、できるかぎり抑制的であるべきだし、厳格に考えるべきではないかと思います」