この日の最後のイベントは、「世界を動かすNGOのリーダーからネホリハホリ聞く」という目的で開催された市民集会。

話題は、ICANが、オーストラリアの台所での井戸端会議から始まったことや、ノルウェーの政権交代により補助金がストップした話、SNSの使い方や、既存メディアに注目されるコツにまで及びました。

ICAN メリッサ・パーク事務局長
「ニュースについては…あなたたちはいつも何か新しいものを求めているでしょ?だから私は、自分たちの伝えたいことを、メディアが興味を持つように、いかに新しい切り口で提示するかを考えるようにしています」
「前向きな変化は、1晩で起きるようなものではありません。それは少しずつ積み上げていくもの。そのためにやらなきゃいけないんです」

そして、広島を拠点に核兵器廃絶に向けて活動を続ける若者から、切実な問いかけ
も。
カクワカ広島 高橋悠太共同代表
「一番聞きたかったのは、私達市民社会の問題意識を、どうやって国際会議の議論の場にあげるか。より大きな意思決定の場に持っていけるのか、っていうのが聞きたい」
ICAN メリッサ・パーク事務局長
「とにかく行動を起こすんです。他の人と一緒に動けば、より力強いものになります。違う場所にいる、良く似た立場の人を見つけるようにして下さい。今や私たちは、テクノロジーを使って世界各地の人とつながり、一緒にやっていくことができるのですから」

メリッサさんは、最後に会場に集まった人たちにこう呼びかけました。
ICAN メリッサ・パーク事務局長
「是非一緒にやっていきましょう、直観に従って、お互いに手を取って。それが世界を変えるのです」

メリッサさんが、全ての場所で伝えたのは、核兵器廃絶への強い決意です。
彼女はそれを資料館の芳名録にも残しました。
「Let.s get rid of nuclear weapons before they get rid of us.」
(核兵器が私たちを滅ぼす前に、私たちが核兵器をなくしましょう)

そして、もう一つ繰り返し口にしたのは、日本政府へのメッセージです。
「日本は唯一の戦争被爆国。つまり核兵器廃絶の問題について、世界の中でリーダーシップを取るべき、唯一の立場にあるのだ」ということでした。