メリッサさんはオーストラリア出身で、コソボやガザなどで国連に勤務した後、オーストラリア連邦議会議員になり、核軍縮などに取り組んできました。9年間の議員時代に、国際開発大臣も経験しています。
去年9月にICAN事務局長に就任。以来、ずっと希望してきた広島訪問でした。

ICAN メリッサ・パーク事務局長
「お会いできて嬉しいです」
被爆者 笠岡貞江さん
「涙が出そうな」
被爆者との面会にもたっぷり時間を取りました。体験を伝えたのは、中学1年の時に被爆した笠岡貞江さんです。

笠岡さんは、原爆で両親を亡くし、きょうだいで懸命に生きてきた経験から、核兵器の廃絶を強く望むと訴えました。
被爆者 笠岡貞江さん
「せっかく広島に来られたからには、いう思いで、被爆者の思いも聞いてくださったんかな、ありがたいな、と思いますね」

「Join the treaty!(条約に参加を!)」
被爆者団体などが集うキャンドルイベントでは、風に消されてしまう600個のろうそくに、メリッサさんは「核兵器の数より少ないから平気よ」と、笑いながら次々と火を点けていきました。

スピーチは、みんなの心に灯りを灯すように温かい言葉で紡ぎました。
ICAN メリッサ・パーク事務局長
「被爆者は、世界に向けて勇気をもって、その体験を何度も何度も話してくれています。彼らなしに、核兵器禁止条約は成立しませんでした。これは人類への愛、私たちが暮らす美しい地球への、愛の条約なのです」














