良原キャスター:
JR東日本は、運転再開まで相当な時間がかかる見込みといいます。なぜ、復旧に時間がかかるのでしょうか。福岡さんは「架線が切断した場合、架線を丸ごと張り替える必要がある」「張り替えられたとしても、原因が究明できないと復旧させられない」とのことですがいかがでしょうか。

元新幹線運転手Nスタ・福岡プロデューサー:
原因を究明して、再開後も確実に安全に運行できる状況を確認するまでは。鉄道会社としてはどうしても走らせることができないので、時間がかかるのだと思います。

日比麻音子キャスター:
解明は難しいのでしょうか。

元新幹線運転手Nスタ・福岡プロデューサー:
2度と起こしてはいけない事故ですので、念には念を入れた原因究明が必要です。解明できなければ24日も少し影響があるかもしれません。

元競泳日本代表松田丈志さん:
架線が垂れ下がってしまったのであれば、ピンと張り直せばいいのかなと思うのですがいかがでしょうか。また、架線を丸ごと張り替える必要があるというのは、どのくらいの区間なのでしょうか。

元新幹線運転手Nスタ・福岡プロデューサー:
区間にもよりますが、数百メートルか、もうちょっと長い距離に渡って張りかえる必要があるもしれません。

垂れ下がった架線をピンと張って、元に戻すことはできるかもしれません。しかし、垂れ下がった原因が架線なのか、パンタグラフなのか、まず完璧に原因を究明し、対策をすること。原因が車両側であった場合、全ての新幹線にそれが起こらないように対策する必要があるので時間はかかると思います。

日比キャスター:
車両が停車したままなので、どこかに移動させないといけません。

元新幹線運転手Nスタ・福岡プロデューサー:
もしパンタグラフが壊れていたら、自走することができませんので、別の列車と連結して引っ張るなどの手間もかかると思います。