鉄道会社は、このような危険を察知した場合、安全確保のため、停電させる仕組みがあります。今回も何らかのトラブルがあって、その結果停電となり、新幹線が止まったと考えられます。

ホランキャスター:
架線が垂れ下がるというのは過去にもありましたか?

元新幹線運転手Nスタ・福岡プロデューサー:
基本的にはありません。考えられることとして、吊っているものが外れて落ちた、あるいは車両側に何か問題があって、ぶつかって止め具が外れて落ちた、また何かの衝撃で切れて、垂れ下がることがあるかもしれません。

新幹線は車両と架線が、すれすれの状態で電気を取り入れながら時速100キロを超えて走っています。ちょっとしたミスで切れたり、飛んだり、壊れたりということが起こりうるということです。