東根市の児童がきょう、小正月の伝統行事「だんごさし」を体験しました。

東根市で行われた「だんごさし」体験教室は、小正月の伝統行事を通じて地元の児童と高齢者の交流を深めようと毎年開かれているものです。きょうは、高崎小学校の1、2年生、合わせて13人が参加しました。

以前は、団子を作ってだんご木にさしていましたが、コロナ禍が続いたことでいったんお休み中。かわりに、カラフルなモナカを飾ります。バランスよく、きれいに見えるかな・・・?児童たちは飾る位置に頭を悩ませながらも、自分の分と地元の高齢者にプレゼントする分を作り上げました。

児童は「楽しかった!だんごさすところ」

児童たちが地元の高齢者へ込めた想いは。

児童は「長生きできますようにと書きました」
児童は「ウイルスやコロナにかかりませんように。ウイルスやコロナにかからないで楽しい生活をしたいから」

ほかにも児童たちは大きなだんご木飾りにも挑戦し、枝いっぱいに美しい花を咲かせました。

老人クラブ・東海林正義会長「子どもと触れ合うチャンスがないので私たち老人クラブにとっては最高の楽しみ大事な行事ですのでできれば子どもたちに引き継いでほしい」

児童たちが心を込めて作っただんご木飾りは、あす、地域の高齢者に手渡されるということです。また大きなだんご木飾りは高崎小学校と地区の公民館に、来月上旬まで飾られます。