今回の大雪、山陰地方では、いつどこで警戒が必要なのでしょうか。石川気象予報士は、日本海で風が集まる「JPCZ」というエリアに警戒が必要だと指摘します。
石川博康 気象予報士
「雪のピークは24日になりそうです。特に24日の午前中から、鳥取東部を中心に雪の量が急激に増えるおそれがありますので警戒が必要です。
あす午前の予想では、大雪のエリアが鳥取東部に出ているんですけれども、これ、北よりの風と西よりの風が集まるJPCZと呼ばれるエリアなんです。こうなると、雪雲が急発達して、雪の量も急激に増える恐れがあるので警戒が必要です」
また、あすの午後も雪が降り続く見込みで、大雪のエリアは鳥取東部が中心ですが、風の入り方によっては鳥取西部でも雪の量が増えるおそれがあります。
また、日付が変わり、あさって木曜日も鳥取県を中心に雪の天気が続きそうです。
では大雪への警戒は、いつまで必要なのでしょうか?
石川博康 気象予報士
「鳥取県ですが、特に東部を中心にあすの未明から警報級の大雪に警戒してください。雪雲の発達の程度によっては時間帯が早まる可能性もありますので注意してください。
一方、島根県も隠岐で警報級の大雪になるおそれがあります。そのほかの地域でも雪や風が強まりそうです」
最後に、大雪の注意点についてです。
石川博康 気象予報士
「今回は急激に雪の量が増えるおそれがあります。交通の乱れや車の立ち往生、そして雪のふり方によっては不要不急の外出を控えるようにしましょう」