東京地検特捜部は1月19日に自民党の裏金事件について刑事処分を発表しました。起訴された人と起訴されない人、略式と在宅の”線引き”など、詳しい話について、元東京地検特捜部の検事だった郷原信郎弁護士に伺いますと、今回の捜査について2つポイントを挙げています。「東京地検特捜部は、①大きなミスをした。また、②取引的決着に持ち込もうとしている」と。

(郷原信郎弁護士)結局、裏金の総額が5億とか6億円とか、みんながびっくりするような金額を世の中にアピールすることを優先していたとしか思えないんです。いろんな捜査の方法はあるんですが、今回の捜査は、収支報告書の虚偽記入を前提にやってきたじゃないですか。その方向だけじゃなく、他のやり方もあったんです。