身近なホームセンターでも、様々なものを揃えることができます。
まずは…
綿半ホームエイド庄内店 小山義明(こやま・よしあき)副店長:
「(石油)ストーブですね。やはり災害時、電気が使えなくなった中で電池で動くので、十分暖をとれる。(能登半島地震を受けて)昨年同時期比で3倍くらいの売り上げになっている」
また、持ち運びできるサイズやカセットボンベを使うタイプもあり、災害時にも便利です。
調理用には、カセットコンロも。
この店では地震後、備蓄食や水などとともに特設コーナーを設けていて、購入者が増えているといいます。
寒さ対策には、こんなものも。
綿半ホームエイド庄内店 小山義明副店長:
「熱が逃げるのを防いで、保温性を高める」

毛布や寝袋がすぐに手に入らない場合や、緊急で寒さを防ぎたいときに役立つのが、アルミ製の「防寒保温シート」。
安いものは、300円ほどで購入できます。
森記者:
「こちらがアルミ製の保温シートです。折りたたむと、このように手のひらサイズでコンパクト。さらに、厚みもかなり薄い」
広げて、体に巻きつけてみると…

森記者:
「このように体をすっぽり覆うほどの大きさがあります。とても薄い1枚なんですが、体温が中にこもってぬくもりを感じる」
身に着けるものを「濡らさない」ことも、寒さ対策の1つ。

作業用の手袋は、軍手よりも濡れにくいゴム製で温かい裏起毛タイプのものがおすすめだということです。
能登半島地震発生後、この店では防災用品全体の売り上げが前年比の1.5倍ほどになっていて、一時は在庫がなくなったものもあったといいます。
綿半ホームエイド庄内店 小山義明副店長:
「この震災がきっかけで、準備する意識になった人が多くいるのかなという印象です。(ホームセンターで)最低限のものは揃うと思うので、こういうものが欲しいと言っていただければご案内できます」