20歳未満の主な事例 脳炎やてんかん発作、急性心筋炎も 

さて、この救済に関して最新情報があります。

「新型コロナウイルス感染症予防接種健康被害審査第一部会審議結果」。2024年1月15日、審議件数が今回は160件あり、認定が129件で多い方です。否認が29件となっています。保留は2件。

今回高齢者の方はこの中にはいませんでした。10代までの主な事例を見ていきます。(年齢は接種時)

■9歳・男児
 ネフローゼ症候群・両高眼圧症・体幹四肢の発赤・色素沈着


・ネフローゼ症候群…尿にタンパクが多量に出て、血液中のタンパクが減ってしまったり、体にむくみが出たりする症状。場合によっては腎不全や血栓症に。血栓症になると、心筋梗塞や脳梗塞を引き起こす可能性も。

・両高眼圧症…両方の目の眼圧が急速に高まり、目が痛くなったり吐き気・頭痛がしたりという症状が出る。

1人で何種類もの病や症状を抱えているというのは、ワクチン後遺症の特徴の一つです。

■17歳と18歳の時に接種・男性
 脳炎・てんかん発作


・脳炎…ワクチン接種後に発熱や頭痛、痙攣を引き起こしたりする症状
・てんかん発作…意識を失って痙攣を起こしたりする症状

■17歳・女性
 線維筋痛症の悪化


・繊維筋痛症…体の広い範囲に慢性的な痛みをきたす原因不明の疾患

■15歳と16歳の時に接種・男性
 末梢神経障害・四肢や頭部のしびれ

■15歳・男性
 急性心筋炎


■18歳・男性
 急性心膜心筋炎


10代~20代前半の男性というのは心筋炎・心膜炎になりやすいと言われています。

■10歳・男児
 円形脱毛症の再燃

■6歳・男児
 多形滲出性紅斑


多形滲出性紅斑…皮膚に隆起した発疹ができる症状

■15歳・女性
 頭痛・腹痛・下痢・倦怠感・食欲低下・両手足のしびれ・脱力感・過敏性腸症候群

■17歳・女性
 両下肢脱力・全身倦怠感

■15歳・女性
 発熱・倦怠感・関節痛・両下肢痛しびれ・歩行障害・うつ状態

私がこれまで取材した方の中にも、精神状況まで悪化した方もいらっしゃいました。

■14歳・女性
 頭痛・視覚障害

■18歳・男性
 冠攣縮性狭心症

・冠動脈が痙攣を起こして収縮することによって一時的に狭窄、心臓の筋肉の血流が悪くなってしまう。血管が狭まり狭窄し、血液の流れが悪くなって、狭心症を引き起こす。

こういった症状で、10歳未満~10代の人が苦しんでいるということなんです。