JR東日本は、4月1日付で喜勢陽一副社長が社長に昇格する人事を発表しました。国鉄民営化後に入社した初のトップです。

喜勢陽一 新社長
「構造改革をさらに加速させて、持続的に成長していくことで、お客様に様々な新しい価値や新しいサービスを提供していく」

4月1日付で社長になる喜勢氏は1989年入社で、JR東日本としては国鉄民営化後の入社組が社長になるのは初めてです。

喜勢氏は現在、不動産開発事業や地方創生などを担当していて、鉄道の需要がコロナ前には戻らない中、JR東日本は喜勢氏をトップに鉄道以外の不動産事業や「Suica」を活用したサービスの拡大を目指すことになります。

一方、深澤祐二現社長は4月1日から代表権のない会長に就任する予定です。