気象庁の新しい長官に、きょう付で森隆志氏が就任し、最優先課題として、能登半島地震への対応に先頭に立って取り組む考えを述べました。

気象庁の新しい長官に、気象防災監だった森隆志氏がきょう付で就任し、森長官は午後に行われた記者会見で「24時間365日、防災官庁としての責務を果たしていくことが求められている」としたうえで、最優先課題として、能登半島地震への対応を挙げ、次のように抱負を述べました。

気象庁 森隆志長官
「まずは、能登半島地震への対応、これを前長官から引き継いだわけですけども、それを先頭に立って取り組みを行っていく」

森長官は能登半島地震の一連の地震活動について、去年12月までは能登半島北東部のおおむね30キロ四方の狭い範囲内に収まっていたのに対し、今月1日の地震によって活動範囲が一気に広がり、北東から南西におよそ150キロぐらいの活動域を持つようになったとして、「(地震が)元々長い期間活動していて、さらに活動域が広がったのが特徴だ」と指摘しました。

気象庁 森隆志長官
「気象庁としても活動域が広がったということを念頭に置きつつ、監視活動を引き続き、しっかりやってまいりたいと考えております」

森長官はまた、日本海沿岸では過去に複数回、規模の大きな地震が発生してからおよそ1か月後に再び大きな地震が起きているとして、今後2~3週間程度は最大震度5強程度以上の地震に注意するよう呼びかけました。