決断を迫られる住民たち「住みたい気持ちは大きいけど…」

今回被害に遭った住民は様々な決断を迫られています。

地震後も自宅に住み続けている戸田清美さん(78)。玄関の柱がずれ、大きな被害を受けましたが…

戸田清美さん
「ここは離れるというのは今は考えていないけど、ここはやっぱりさ、住んだらなかなか離れづらいよ」

内灘町で生まれ育った岡部修さん(85)。10年前に妻を亡くし、ひとり暮らしだといいます。家は大きく崩れてしまい、脚立を使わないと家に入ることができません。この家は取り壊すしかないといいます。

――ここに住みたいという思いは?

岡部修さん
「住めんて。住みたい気持ちは地元やさかい、住みたい気持ちは大きいけど、家壊して建て直すこともできないし、あきらめて体一つで施設でお世話になろうかなと」