清水栞太 記者
「うわ、これ見てください。カメラ写ってますかね。めちゃくちゃ細かいんですよ、肉眼じゃ見えないですね」
直径わずか1.2センチの中に掘られたのは驚異の160文字。

永江印祥堂 村尾直樹さん
「なかなか目で見えないんですけど、1文字1文字の形も全部同じに見えて、実は細かい修正もしていて、どういった深さで掘るとかどういう速度で掘るとか手仕上げのところも大事なので…」
この円周率ハンコの産みの親、村尾職人。この道20年の超ベテランで、長年培ってきた確かな技術と豊富な経験から掘るハンコはまさに神業。
しかし、普通のハンコなら30分足らずで完成させてしまう村尾さんをもってしても、円周率ハンコの完成には4日以上かかったと言います。

作ってほしいという声を受けて作ってみたものの、一体誰がどんな場面で円周率のハンコを使うのか…
こだわり抜いた高級ひのきを使ったこともあって、値段は1本1万6500円。当初は1本も売れなかったのですが…














