消防士が18人殉職…“戦後最悪”といわれる1971年 広島・呉市の山火事
「戦後最悪」といわれる山火事も、広島で発生しています。1971年4月、呉市の灰が峰で、たき火が燃え広がり山火事になりました。この山火事では、突然勢いを増した炎と煙に襲われ、消火活動中だった消防士18人が殉職しました。

この悲劇をきっかけに、日本の山火事への対応は、大きく変わります。延焼している場所は上空からヘリコプターが…。地上の消防隊は、「焼けた跡」に入って、活動するようになったのです。
今回の江田島市の山火事では、16日午前の時点でおよそ240ヘクタールが焼けました。焼失した面積では、平成になって以降、県内で4番目の規模となっています。