物心ついた頃から、生きづらさ感じながら…

河除さんと同じように、顔を中心とした「見た目」に悩みを抱える人は全国に100万人以上いるといわれていて、河除さんはこうした芝居を通して見た目問題を考える活動を行っています。

1975年、砺波市庄川町で生まれた河除さん。生まれつき鼻の奥に毛細血管が絡まってできた塊があり、頻繁に鼻血が出たり、大量出血で救急車で運ばれたことも…。

これまで40回以上、手術を繰り返してきました。今も完治はしていません。

河除静香さん(講演):「この顔のせいで、いじめられ、虐げられている」

物心がついたころから、はっきりと、差別や生きづらさを感じてきたといいます。