『想定最大の地震の場合、大阪府には早ければ10分~20分後に津波が到達』

いかにして自分の命を守るべきなのか。実際に南海トラフ地震が起きた場合、気象庁は「潮位の変化が始まった時」を津波の観測として情報を出すという。
(大阪管区気象台 雛川博文地震情報官)「(ハザードマップに記載される)1mの到達の時間と気象庁が発表する時間には違いがあるというところを覚えておいてほしいと思います。(Q南海トラフ地震では津波は何分後と気象庁は予想している?)想定最大の地震が発生したと仮定しますと、大阪府の最も早いところでは10分~20分後には津波が到達するというような予測情報を出します。大阪市であれば、大阪天保山の到達予想時刻を発表しますので、それですと大阪市には大体50分程度で津波が到達するだろうと。ハザードマップなどで用いられているのは、高さ1mに到達する時刻という形で発表します。でもそれよりも低い津波であっても、海の中にいる人とか、海岸、堤防のより海側にいる方は危険が迫っていますので避難していただきたい」
ハザードマップが示す津波到達時間。その意味を理解した上で改めて「大きな地震の後は津波に備えてすぐに避難する」という原点に立ち返りたい。
(2024年1月15日放送 MBSテレビ「よんチャンTV」内『特集』より)














