宮崎県内から派遣され、被災地での活動を終えた職員も出てきています。
被災地で給水などの支援を行った宮崎市上下水道局の職員が、清山市長に現地での活動について報告しました。

今月6日から12日まで石川県に派遣されていたのは宮崎市上下水道局の職員6人です。

15日は、職員を代表して財務課の徳永洋行さんが、清山市長らに現地での活動内容を報告しました。

徳永さんは、断水が長期化する石川県能登町で給水活動に取り組んだことを報告したほか、水道管の耐震化など備えの重要性についても市長らと意見を交わしました。

(宮崎市上下水道局管理部財務課 徳永洋行さん)
「水の重要性、必要性というのはもちろんわかってはいたのですが、現場で応急給水活動をすると改めて感じた。地震、あるいは津波、そういったものが来ても大丈夫な施設を維持管理していくということの重要性というのは、そちらも非常に痛感をした」

宮崎市上下水道局では、今月末まで職員の派遣を続け、来月以降の支援体制については、ほかの市町村と調整中だということです。