青森県内では多くの小学校で冬休みが終わり、15日から授業が始まりました。こうした中、メジャーリーガーの大谷翔平選手からのグローブの贈り物が届いた小学校もあり、子どもたちに笑顔が溢れる一日となりました。
青森県内の公立小学校248校のうち約6割にあたる151校で、15日から授業が始まりました。青森市の浪打小学校では約290人の全校児童が冬休み明けの集会で、原子雄治校長の話に耳を傾けました。
それぞれの教室に戻った子どもたちは、担任の先生やクラスメートに冬休みの思い出を発表しました。
児童の発表の様子
「スキーをして最後に滑ったときに、スキー板が外れてけっこうごろごろ転がり落ちて、そのあとスキー板を取りに行くのが大変でした」
ほかにも冬休みの思い出や目標を聞いてみると…。
児童は
「弘前のおじいちゃんとおばあちゃんの家に泊まって、おばあちゃんが作ってくれたごはんをみんなで食べておいしかったです」
「あん玉をやって一番最初にぼくが引いて一等だったのでうれしかったです」
「国語の文章問題をもっとやって得意になりたいです」
冬の校舎に戻ってきた子どもたちの声。その声をさらに大きくしたのは、メジャーリーガーの大谷翔平選手からの贈り物でした。
全校児童14人、むつ市の奥内小学校では、始業式の中で児童たちにグローブの実物がお披露目。児童たちはさっそくグローブをはめてみたり、ピッチングのフォームをしたりしていました。
児童は
「大スターの人なんでちょっと触りにくい感じだけど…。すごく嬉しいです」
「サイン入りなのもかっこいいし触り心地もいいです」
昼休みには体育館でキャッチボール。冬休みあけとなった小学校は子どもたちの元気な声と笑顔が溢れる一日となりました。