御朱印をデジタル上で販売へ ターゲットは“世界”

 去年11月、池口さんが訪れたのはWEB制作などを手掛ける大阪のプロダクション。今、新たなプロジェクトを共同で進めているのだといいます。

 (池口龍法住職)「プロジェクト名は『GoshuinJapan』。NFT(デジタルアート)を購入するという形で日本のお寺文化を支えてもらう」
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 御朱印といえば、お参りに行った証としてもらえるものですが、近頃、海外からアート作品としての関心が高く、より世界に発信できる方法としてあえてデジタル上で販売しようというのです。売り上げの一部は参画する寺社仏閣に寄与され、お寺の維持に役立つという仕組みです。

 (池口龍法住職)「全国に疲弊しているお寺はいっぱいあるので、そういったところも『GoshuinJapan』を通じて日本のお寺文化が盛り上がっていく方向にシフトチェンジしていくといいのかなと」