15日で能登半島地震から2週間。地震の影響で学校再開が遅れていた石川・内灘町の小学校では1週間遅れの始業式が行われました。

15日から3学期が始まったのは、内灘町と中能登町の、一部を除く小中学校です。
このうち、内灘町の向粟崎小学校では、始業式で地震が起きた時に身を守るための行動を確認しました。
内灘町ではこれまでに住宅への被害が1038棟確認されているほか、断水もおよそ860戸で続いています。

校内では、肩を上げた後一気に力を抜くなど、リラックスして過ごせる方法も学びました。そして歓声が上がったのが、大谷翔平選手から届いたグローブです。
6年生の児童からは「今までの自分より頑張れるようにしたい」といった声や「中学校は算数じゃなくて数学とか難しい分野が増えるので、頑張って勉強したい」と言った声が聞かれました。

1週間遅れの学校再開となりましたが、子どもたちは新年の生活に意気込んでいました。