男たちが藁をこすりあい、無病息災を祈る奇祭「畳破り」が14日諫早市で行われました。
250年以上続く諫早市・楠公神社の奇祭「畳破り」

南北朝時代の武将・楠木正成の軍と鎌倉幕府軍の戦いを表しているといわれています。

幕府軍
「頑張れよ!」
楠木軍
「負くんなよ」
地域の男たちおよそ20人が畳を隔てて合戦を繰り広げます。
畳を破って出た藁を互いにこすりつけ合い、無病息災や豊作を願いました。

参加者
「1年に1回、ようやく正月が来たなという感じになりますよね」
「もう家内安全・もう五穀豊穣で大丈夫だと思います」
宮司らが放つ矢を手に入れると一年間病気をしないそうです。
年に一度の合戦を見に詰めかけた多くの人たちで、会場は盛り上がりました。
