なぜトイレの洋式化が遅れているのか。
熊本市教委 学校施設課 内村智課長「空調(エアコン)の設置の要望が大きかったです。どちらかと言えば熊本市としては空調を先行して付けようということになりました」

熊本市の小中学校では、2017年時点でのエアコン設置率がわずか8.6%と、ほかの政令市と比べ低い設置率でした。

※2017年4月1日時点の公立小中学校での普通教室の空調設置率
福岡市82.6%
北九州市64.4%
熊本市8.6%
熱中症対策としても保護者から強い要望があったエアコンの設置。
そこで熊本市は2年半という短期間で対象となる教室への設置を完了しました。

※熊本市の公立小中学校の普通教室でのエアコン設置率
熊本市は2018年9月に99.5% 、2019年9月に100%を設置。
投じられた予算は1教室あたり約200万円。
熊本地震からの復興に予算が必要だったことも、トイレの洋式化が後回しになった要因だといいます。














