
神西湖漁業協同組合 赤木努 組合長
「様々な原因があると思うが、河川の水が悪くなれば、だんだん湖も汚れてきて、ヘドロという形で体積をして」
神西湖の水深、1970年頃は、およそ4メートルでしたが、ヘドロの堆積などにより、今では、およそ1.5メートルに。
毎年、4センチ程度、ヘドロが積み重なっている状態です。
地元住民らは去年8月、島根大学の協力も得て、神西湖に流れる保知石川や十間川の水質調査を実施。
すると、各家庭の浄化槽からの排水などが原因と思われる高濃度のアンモニア態窒素が検出されました。
神西湖環境回復プロジェクト 黒目益宏 会長
「アンモニア態窒素が一番、プランクトンの栄養になる。これが増えたことによって、プランクトンが増殖した」