初の女性総裁誕生となった自民党総裁選。
5日、島根県出雲市で講演会を開いたれいわ新選組の山本太郎代表は、自民党総裁選について「地獄でしかなかった」などと述べました。

出雲市で開かれた「山本太郎とおしゃべり会」に登壇したれいわ新選組の山本太郎代表。

自民党総裁選についての感想を問われると…

れいわ新選組 山本太郎 代表
「実際に今、国民の6割が生活苦しくて、1万社以上の中小企業がつぶれてるような社会の中で、一刻も早く国民救済、とっととやらなきゃいけない時に、ものすごく薄味な議論しかしてないようなことが2週間も3週間も続けられるっていうのは地獄でしかなかった。それが総裁選の感想です」

また、高市新総裁に対しては…

れいわ新選組 山本太郎 代表
「『経済は高市だ』みたいな空気に流されてるけど、それは実際、何をするかというところを見ていかないと判断はできない。大きな期待は抱かずに、高市さんと(政策協議)だったら何を引き出せるか、ということを考えていきながら、しっかりお尻を叩いていくっていう感じですかね」

このほか山陰で党勢を拡大していくための戦略について、国政選挙では中国地方各県で立候補者を擁立して存在感を示し、比例の中国ブロックから議員を輩出したいと述べました。

講演会は、鳥取県米子市でも開かれ、それぞれの会場で候補者募集説明会も行われました。