シジミやウナギなどの特産で知られる島根県出雲市にある神西湖。
以前は4メートルほどあった水深が、現在は1.5メートルにまで浅くなっているそうなんです。
一体、何が起きているのか、取材しました。
神西湖といえば…
島根県では、宍道湖に次ぐシジミの産地として有名な湖です。宍道湖よりも塩分濃度が高く、そのため、神西湖のシジミは泥臭さが少なく旨味が多くて美味しいと言われています。
そんな神西湖のシジミの漁獲量が激減しています。
神西湖漁業協同組合 赤木努 組合長
「昔は、もっと大きな桶で、35kgとか、そういう制限でやっていた。今は、2kgとか、3kgとか」
1970年代には、700トン以上あった神西湖のシジミの漁獲量は、2000年には半分以下の350トンに、そして、去年は、15分の1のおよそ50トンまで落ち込みました。
その原因は?