「耐震」の重要性を再認識した能登半島地震

(永岡歩アナウンサー)
こういったデータを得ることで、どういった研究に生かされるんでしょうか?

(飛田センター長)
研究ではまずは対策として、現地でまだ大変な思いをされてる方々に「こういう揺れがまだありうる」ということをわかっていただくのが一つ。それからもう一つやっぱり、実際の建物が、こういう揺れを受けてどんなふうに壊れるかということが、将来の防災に、特に「耐震」ということがとても大切だということが、今回改めてわかったということが重要だと思います。

(永岡アナウンサー)
飛田センター長は、今回の能登半島地震をどのように見ましたか。

(飛田センター長)
やはりまずは建物が安全であるということが、非常に影響が大きい。阪神淡路大震災から建物の耐震化ということを、日本は一生懸命やっていますけれども、まだ、こういった被害が起こるということで、さらに耐震化を進めることがとても大切だということが、まずは一つ大事なポイントだと思います。

(永岡アナウンサー)
これだけ耐震化叫ばれておりますけれども、やはりまだまだ皆さんが、しっかり対策をとっていくことが大事。そして東海地方の皆さんも、いつ来るかわからないその巨大地震に備えて、しっかり対策をとっていただきたいということですね。