DeNAからポスティングシステムでシカゴ・カブスへの入団が決まった今永昇太(30)が、日本時間13日にシカゴ市内のホテルで入団会見を行った。新たな背番号“18”は自ら選んだと話した。
150億円超のオファーを蹴ってのカブス入りとの報道もある今永。カブス入団を決めたのは「面談した時に力強い言葉を頂いて、自分自身、可能性が無限大に広がるチームを求めていたので、カブスに入団することが自分の成長につながると思って決めました」と説明。
背番号をDeNA時代の“21”から“18”にしたことについては「今回、背番号18番を自ら選んだんですけど、2016年のワールドシリーズ優勝の際にベン・ゾブリストがこの背番号を着用していて、自分も同じような活躍がしたいと思いました」とシリーズMVP選手の名をあげた。
契約の詳細は明かされていないが、複数の米メディアによると4年で総額5300万ドル(約77億4千万円)で契約。2025年と26年のシーズン終了後に、カブスは契約を5年に延長するオプションがあり、その場合は総額8000万ドル(約116億3000万円)に。どちらのオフシーズンにも契約が延長されなかった場合、今永はフリーエージェントを選択する権利を有するという。
2月のスプリングトレーニングは14日にバッテリー組が集合する予定。カブスは3月28日にレンジャーズとの開幕戦を迎える。
■今永昇太(いまなが・しょうた)
1993年9月1日生まれ、福岡県出身。身長178cm・体重86kg、左投/左打
北筑高校を卒業後は駒澤大学、2015年にドラフト1位でDeNAに入団。2022年6月にはDeNA初となるノーヒットノーランを達成。今季は22試合に登板7勝4敗、防御率174奪三振、防御率2.80、通算では8年間で主に先発として165試合に登板し、64勝50敗、防御率3.18の成績














