能登半島地震の特殊性 高齢化進む地域には「おむつがない」帰省中の家族に影響
避難所生活などによる災害関連死はきょうまでに8人。主要な道路が多くの場所で通行止めになっていて、人や物資が送れないことも支援の難しさに拍車をかけています。さらに地震発生日の特殊性も大きな影響を与えたと話します。

(AMDA 難波妙副理事長)
「発災が元日でしたから帰省していらっしゃる方もたくさんいらっしゃったんですね。高齢な方が多い地域で子どもたち、赤ちゃんの支援物資、粉ミルクが足りないとかおむつが足りないとか避難者の数が分からないとか、そういう情報も最初の頃はありましたね」

支援物資も届かない現状 いまエリア外の私たちが出来ることは

物資が、規模の小さい避難所に届きにくいという状況もあるといいます。
(AMDA 難波妙副理事長)
「振り分けをする人、運ぶ人、組み立てる人が、なかなか人員的に調整できていない」
今、被災地に多くの人が向かうと混乱を引き起こす可能性もあるため、行政や支援団体を通じて物資や寄付を送るなど、「状況に合った寄り添い方」が必要だと話します。
(AMDA 難波妙副理事長)
「被災地がどういう段階にあるのか。今は現場には入らないでほしいという石川県からの要請、それがだんだん変わってくる。そういう情報の中で自分ができることも見つかっていくと思うんです」



【スタジオ】
岡山県では、きょう(10日)から義援金の受付を開始しました。岡山県庁や県民局などに募金箱を設置しています。また香川県でも県庁や図書館などに募金箱が設置されています。詳しい情報はHPをご覧ください。


















