能登半島地震では、日ごろの備えの大切さを改めて考えさせられました。この地震を受けて、防災グッズへの関心が高まっています。

ハンズ名古屋店では、1月1日以降、防災グッズの売り上げが非常に高まっていて、この6日からの3連休だけで12月の1か月分の売り上げを超えました。
これまでは、耐震マットのような地震の“対策グッズ”が売れていたということですが、最近は“地震が起きてから役に立つ商品”というものに注目が集まっています。
では、どういった商品が特に売れているのか。
例えば手のひらサイズの「携帯トイレ」。

使い方は、中の袋を便座に被せて、凝固剤を入れてから使用します。これは大1回小3回まで使うことができるというものです。
これまでは、1日に数個程度売れていましたが、震災後は1日60~70個ほど企業からのまとめ買いもあったということです。


被災地のトイレ問題は非常に深刻で、電気や水道が通っていないところでは、トイレで水を流すことができず、便座の上に排泄物が積み上げられているような状態だったといいます。














