無許可営業のホストクラブの売り上げを別の店に付け替え、犯罪収益を隠した疑いで、名古屋のホストグループの代表らが再逮捕されました。

再逮捕されたのは、名古屋の栄4丁目などで9店舗の ホストクラブを運営する「N-1グループ」の代表、田中佑容疑者(43)ら4人です。
警察によりますと、4人はことし5月、ホストクラブ1店舗を無許可で営業した上、店で発生したホストの指名料12万円をグループ内の別店舗の売り上げに計上し、犯罪収益を隠した疑いがもたれています。
無許可営業のホスト店は、法律で禁止されている深夜営業をしていた疑いがあるということです。「N-1グループ」では、ツケ払いで女性に多額の借金を背負わせる”売掛金”をめぐるトラブルが相次いでいて、警察が押収した帳簿などを調べた結果、ことし1月からの7か月で売掛金の総額がおよそ5億3000万円に上ることがわかったということです。警察は4人の認否を明らかにしていません。














