全国の自治体に先駆けて来月から名古屋市内で定期運行する「次世代電動バス」の試乗会が開かれました。

トヨタ自動車が先月発売し、愛知県が全国の自治体に先駆けて導入した「eーPalette」は、運転手も含め最大17人が乗車できる電気自動車で、来月から名古屋市内で定期運行が始まります。

車内は中央に2畳ほどのスペースが設けられ座席が取り囲むよう配置されているのが特徴で、愛知県によりますと「eーPalette」が公道で定期運行するのは全国初だということです。

定期運行が始まるのを前に29日、名古屋市内のおよそ2キロのコースで試乗会が行われ、愛知県の大村秀章知事らおよそ30人が10分ほどかけて乗り心地を確かめました。

大村知事「非常になめらかでスムーズで、都心のモビリティーとしては素晴らしい乗り心地だった」

定期運行は無料で来月10日から来年3月末まで、名古屋駅と昭和区の「STATION Ai」の間を一日6往復します。1回の定員は7人で乗車日の2週間前から予約できます。