アラスカ航空が運航するボーイング737MAX9の機体の一部が落下したことを受け、アメリカのユナイテッド航空が保有する同型機を点検したところ、複数の「ボルトの緩み」が見つかりました。

ユナイテッド航空によりますと、アラスカ航空が運航していたボーイング737MAX9の機体パネルが落下した事故を受け、同型機の点検を行ったところ、「ボルトの緩み」などドアプラグの取り付けに関する複数の問題が見つかりました。

アメリカの連邦航空局は事故を受け、同型機の一部を飛行停止にしていますが、ユナイテッド航空はこの同型機を79機保有しているということです。

一方、アメリカの運輸安全委員会は問題の機体から落下したパネルを回収したと発表しました。今後、ワシントンの研究所に送って詳しく調べることにしています。