ビニールハウスで避難生活を強いられる人々も…
いまも、約2万8000人が避難生活を強いられている石川県。
輪島市内には、ビニールハウスの中で、被災者が身を寄せ合っているところも…
中には、こたつがありました。

ビニールハウスに避難する道下貴寿さん(65)
「昼はこたつ、夜はこたつを寄せてカーペットに電源入れて…」

7日、ようやく電気が復旧したといいます。
藤森キャスター
「1月1日に大きな揺れがあってから、少しずつこういう形にしていった?」
道下貴寿さん
「少しずつみんなで知恵出し合いながら、『それいいね』、『それしよう』と言いながらやっています」
現在は、3歳から95歳の、被災者11人が避難しています。

この日は、被災後、初めての手作り味噌汁。
正月料理などの食材を倒壊した家屋から探し出して、みんなで分け合って食べているといいます。

「美味しい…涙が出る…」

「ここにおったらね、泣いたらだめ。みんな笑うんよ。あんたが泣いたら、みんな泣くからね」
みんなで支え合いながら、いまを生きています。

















